
第31回クリーン・コール・デー国際会議は
皆様のお蔭をもちまして、無事盛会裡に終了することができました。
多数の皆様のご参加、また多大なるご協力をいただきました
関係者の皆様に心より感謝申し上げます。
9月15日(木)より1か月間アーカイブ配信させていただきますので
是非ご視聴ください。
アーカイブ配信視聴にあたっては、当日配信に使用したID・PWにてご視聴頂けます。
なお、アーカイブ配信視聴を希望される方でまだ登録されていない方は参加登録事務局までメールにて
ご連絡頂けましたら、ID・PWを発行させて頂きます。
多くの方のアーカイブ配信のご視聴をお待ちしています。
昨年度までの2年間は新型コロナウイルス感染症対策の観点から、オンライン方式で行っておりましたが、本年度はハイブリット方式で開催致します。本年度は、海外からの講演者も数名来日頂きます。
石炭は、発電、鉄鋼、セメント、化学工業などさまざまな分野で社会の基盤を支えています。石炭火力は、発電分野において、これまでベースロード電源としての役割を持っていましたが、再生可能エネルギーの導入が拡大する中で、調整電源としての役割が高まってきました。
今回、会議テーマを「カーボンニュートラルへの道~石炭における3E+Sの追求」としています。
「カーボンニュートラル」とは、炭化水素化合物である化石資源を「使うのをやめる」ということではありません。CO2排出を、森林や海洋などのCO2吸収源とのバランスにおいて世界全体でネットゼロに抑えようという意味です。地球の生態系が持つ吸収能力を超えて排出し続ける状態にブレーキをかけることであり、そのバランス均衡を実現する目標年が2050年とされています。
石油も、天然ガスも、石炭も、全ての化石資源がその利用方法を見直していかなければならない今、とりわけ石炭は、その利用に際してのCO2発生量が相対的に大きいことから、排出抑制要求が最も高くなっています。
私たちが当面なすべきことは、高効率化による低排出化、HELE技術の適用拡大ですが、このHELE技術もやがては効率の限界に達していきます。次の段階として、CO2そのものをキャプチャーし、それを再利用したり、地中貯留したりする、いわゆるCCUS技術を実装していくことが求められます。これらの技術を組み合わせれば、石炭からCO2フリー水素を製造するブルー水素の実現も可能になることでしょう。
発電用燃料としても、製鉄・化学品の原料としても、石炭利用に伴うCO2排出の抜本的低減、さらにはゼロエミッション化、これができれば石炭は人類を支える資源選択肢の一つであり続けていきます。こうした石炭利用の新しい世界を私たちは、進めていかなければなりません。
「カーボンニュートラル」を進める一方、今、資源価格高騰問題やウクライナ情勢等により、資源の安定供給に影響を与える状況が同時に発生しています。このような情勢の中、私たちは、「石炭の3E+S」、つまり、3E=Energy Securityエネルギーの安定供給、Economy経済性、Environmental Conservation環境保全、プラスSafety安全確保を再認識していくことが必要です。
今般第31回クリーン・コール・デー国際会議では、そのことを世界に向けて皆さんとともに発信してまいります。
多くの皆さんの参加を期待致しております。
NEWS
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2022/10/17 アーカイブ配信を終了しました。多数の皆様のご視聴ありがとうございました。 -
2022/09/02 当日配信ページを更新しました。 -
2022/09/01 8月31日12時までに参加登録いただいた方に9月1日14時に視聴用ID・PWをメールにて送付いたしました。当該メールをご確認いただけない場合、迷惑メールに振り分けられている可能性がありますので、ご確認ください。 -
2022/08/29 プログラムページを更新しました。 -
2022/08/29 後援組織/機関ページを更新しました。 -
2022/08/22 プログラムページを更新しました。 -
2022/08/22 講演者情報ページを更新しました。 -
2022/08/22 後援組織/機関ページを更新しました。 -
2022/08/17 プログラムページを更新しました。 -
2022/08/17 講演者情報ページを更新しました。 -
2022/08/17 後援組織/機関ページを更新しました。 -
2022/08/10 プログラムページを更新しました。 -
2022/08/10 講演者情報ページを更新しました。 -
2022/08/10 後援組織/機関ページを更新しました。 -
2022/08/05 第31回クリーン・コール・デー2022国際会議公式サイトを公開しました